今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2021/02/20
「この制服は男子用・女子用、どちらだと思いますか」「LGBTのことについて、精神科医にインタビューしたところ…」――16日(火)・17日(水)、「開成文化週間」を実施しました。一貫部の年間の探究活動 “プレゼン教育” の集大成行事で、予選を勝ち抜いた中1~高1の代表者・班が、全生徒の前で発表し審査されます。中学生のテーマはSDGsの17目標から、最終学年の高1は自由課題での研究です。
↓初挑戦の中1。ゴミ、生態系、海洋環境や水利用。何よりも声、発表の形が大切です
↓中2。日本の住みやすさ、食品ロス、介護問題、そしてジェンダー。どれも近年クローズアップされている社会課題に、鋭く切り込んでいきます(冒頭の発表班)
↓司会も4学年の生徒で。お疲れさまでした
2日間、どの学年・グループとも充実し熱のこもった発表で聴衆を惹きつけ、また審査員を大いに悩ませました。
特に今年、中2のジェンダー研究班が、医師や埼玉大学、公立中学校(=男女着られる制服を導入)など外部への積極的なインタビューを行ったり、SNS上で意見交換を試みたりするなど、意欲的かつ今後のさらなる展開を期待させる内容だったのには驚きました。
単なる “調べ学習” に終始せず、社会貢献意識、行動主体者意識を覚醒させるプレゼン教育。本校の人づくりを表徴する取り組みそのものです。(教頭M)
優秀賞
中1:15班「マイクロプラスチックから海の豊かさを守ろう」
中2:D組Yさんほか6名「性別多様性 いまこそ『ジェンダー』について考えよう」
中3:B組Yさん「下水道処理技術について」
高1:B組Oさん「脳と絵本と人間と」