１１月２９日、１２月１７日、１月６日で中学３年生のCASプログラムを行いました。

CASとはCareer Axis Supportの略、つまり「自分のキャリアの軸」を考えるプログラムです。講師の方や社会人の方の話を聞き、クラスメイトと話しあいながら「自分にとっての働く理由」について考えを深めました。

(感染対策のために、２会場に分かれて実施しました。)

 

第１回目。この日は講師の方の話を参考に、自己診断を行い、まずは自分がどんな人なのかを考えました。クラスメイトと意見交換したり、改めてノートに書いてみたりすると、自分がどんな働き方をしたいのか見えてきます。

 

第２回目では、社会人の方々がパネリストとして来校し、それぞれが歩んできた人生や学生時代にやっておいた方がいいこと、「なぜ働くのか」等、多くのことを話してくれました。貴重な機会に、積極的に質問の手が挙がります。

 

第３回目では、10年後の世の中はどのようになっているのか、職業はどう変わっていくのかについて考えました。将来の社会で自分に必要なスキル、今から出来ること、これからの目標を、それぞれが考えました。

 

～生徒の感想～

「普段働く理由を考えたり、実際に働いている人の働く理由を聞いたりすることはあまりなかったので、とてもいい機会になりました。」（Ｔさん）

「私は他の人と比べて漠然とした軸しか思い浮かばず、焦っていたのですが比べる必要がないと言われ、とても安心しました。」（Ｔさん）

「『将来やりたいことを名詞ではなく動詞にすることで選択肢が一気に広がる』という話が印象的でした。」（Ｓさん）

 

４月からはいよいよ高校生。

ただ大学受験を目指すのではなく、自分が将来何を大切にしたいのか、どんな大人になっていきたいのか、じっくり考えながら頑張っていきましょう。

（教諭S）