今週の大宮開成
NEWS & BLOG
NEWS & BLOG
2022/09/02
少し前のことになりますが、中1では、生命教育の日として、東日本大地震で被災経験のある語り部の方をお招きして講演を聞きました。
亡くなられた長女の方の遺品であるジャージを前に、被災した時の記憶、気持ちなど、実体験に基づくお話を聞きました。
震災後、阪神・淡路大震災で犠牲になった方の自宅跡地から芽を出したひまわりの種を譲り受け、育てているそうで、そのまっすぐに育つ姿に力強さを感じていると言います。
語り部の方から、
「いろいろなことを体験できることが生きていることなのではないか。」
「人は、1人で生活はできますが、1人で生きていくことはできない。」
「生徒の皆さんが居るから、保護者の人が頑張れているはず。」
と語りかけられた生徒たちは、改めて自分や周りの人の大切さを感じたようでした。
最後に、語り部の方が大切にしてきた「いのちの歌」という曲を聞いて、講演は終了しました。
講演後、生徒たちの感想には、
「語り部の方が紹介していた曲を聴いて、毎日を大事にしようと思える曲を、僕も見つけようと思いました。」
生命の大切さや尊さを知ることができました。」
と書かれていました。きっと、語り部の方から直接語って頂いたことで、生徒たちの心に響くものがあったのだと思います。
普通に過ごせる毎日の大切さを、再認識できた1日になりました。
(教諭 O)