今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2023/02/10
中高一貫部では、1年間をかけて、生徒たちがそれぞれテーマを決めて探求し、2月にプレゼンテーションを行います。
その1年間の探究の集大成となるプレゼンテーションの大会が「開成文化週間」なのですが、その舞台で発表する学年代表者を選出するための、模擬プレゼン(予選大会)が各学年で行われ、全員が学年の生徒たちの前で発表しました。
中学1、2年生は班で協力して調べたことを発表していました。聞く姿勢も素晴らしく、メモを取りながら真剣に聞いています。
こちらは中1。「環境」をテーマに、自分達にどんなことができるのかを考えて発表していました。企業にインタビューしたり、製品を作ってみたり、コンテストに応募してみたりと、みんな、よく頑張っていました。
発表の最後にはお互いをたたえる拍手をしました。全員、発表を終えた後の達成感で、自然と笑顔になっていました。
こちらは中2。「SDGs」の目標中から、自分の取り組みたいテーマを調べて発表していました。
秋までは、個人でテーマを調べていたのですが、今回はテーマごとにグループになって集まり、より学習を深めて発表に臨みました。
中学3年生は、1人1人が自分のテーマに沿って、発表しました。
二酸化炭素排出の観点から最適な輸送手段について検討したり、少子高齢化の中で生産人口を確保して経済成長を促進する方法を提案したり、一人ひとりが社会の在り方について考えを深めていました。調べ学習をする中でSNSで話題になった事例をうまく紹介して、聞いている人にとってわかりやすい発表をする工夫もされていました。
高校1年生では、心理学や哲学、経済や社会学から、医療、数学、物理学に至るまで様々な分野の自由学術研究発表がされていました。研究分野ごとに教室を分けていたので、自分と似たようなテーマに関心のある友人の発表を聞けて刺激を受けられたと思います。
司会は今回も生徒の皆さんがつとめていました。司会に、発表にと、緊張しましたよね、お疲れ様でした!
ちなみに、各学年の発表が終わった後の職員室、ある学年の教員たちは、口々に「どの発表も良くて、代表にしてあげたい。」「選べない・・・。」と悩んでいました。さて、開成文化週間は来週におこなわれます。誰が代表に選ばれるのか・・・楽しみですね!
(教諭 S)