校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2023/08/01

(7/31)一時帰国中、Kさん

昨年の9月から、米国ニュージャージー州の高校に独自プログラムで留学しているKさん(中高一貫部高1)。現在一時帰国しており、夏期講習に合流しています。

7月31日(月)午後、少しだけお話をきくことができました。

 

↓ Kさん(中央)、担任A教諭(右端)

――(校長)日本に帰ってきて率直な感想は?

やっぱりご飯がおいしいなあって(笑)。あっちは値段の割にはあまり美味しくなくて……学校のカフェテリアにあるのはピザとかポテトとか。しかも日本のものは高いんですよ!飲み物、例えば『〇〇の紅茶』は2ℓのやつが7ドル(約千円)もします。

 

――学校はどうですか。授業は分かりますか。

日や授業にもよりますが40~50分×7コマぐらい。全て移動授業なので”休み時間に友達と話す” っていう感じではないです。

――日本の大学みたいだね。

授業はだいたい理解できています。テストというのがなくて、日ごろの課題や小テストの積み重ねが成績になり、年度末に大きなテストがあります。

 

――友達はできましたか?どんな付き合い?

10人くらいいるかな。友達のうち、韓国出身の子はゆっくり話してくれるので助かります。みんなのギャグはさすがに分かりません(笑)

日本アニメは向こうの人はよく見てますよ。(話題になるのは?)『〇術〇戦』『チェン〇ーマン』とか。

 

――住んでいるところはどんな環境ですか。

普通の住宅街ですが、何をするにもクルマがないと不便です。自転車は家にないし、乗っている人どころか歩く人も見かけません。

でも家のそばが広いロータリーになっていて、兄とキャッチボールしたり、ちょっと離れたところにクルマで連れてってもらってバスケしたりしてます。

あ、“家にこもってゲーム” とかにはなってませんよ、大丈夫です。

 

会ってすぐ「留学前より背が伸びたんじゃない?」と聞いたら「5cmぐらい」伸びたそう。でも、大きく感じたのは身長のせいだけではない気がします。

朗らかな笑顔で「不安は…とくにないです」と話してくれたKさん。8月後半には米国に戻り、また9月からは英語ネイティブの学生たちと同レベルの英語授業に移行するとか。

でもKさんの柔らかな人柄なら、きっと心配ないでしょう。校長も戻れるならKさんの齢に戻って留学したいです。

 

健康に気を付けてもう1年、頑張ってください。

帰国したら「Kさん、留学を語る会」みたいなものを開いて、生徒職員で話を聞くのも面白いかな。その時はよろしくお願いします!