校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2023/09/24

(9/23・24)生徒が過ごす街――豪州パース❷

23日(土)・24日(日)は、生徒たちはホームステイファミリーと思い思いの週末を過ごしています。

生徒が過ごしているこのパース。今後の参考に、引率教員もこの週末で市内要所を巡回させていただきました。過去に本校がパースを研修地にしていた時代もありましたが、すでに約10年経過しているためです。

●パースという街

パース市の歴史は古く、19世紀初頭にイギリスの入植地として開拓されました。陽光眩しく、近代と現代が調和する街という印象です。※もちろん先住民との摩擦もあったはずですが

↓ 街はスワン川という広大な川の河口(日本人の目には海)に開け、対岸はリゾート地のようにもなっています

↓ 一貫部高1引率陣。左からA教諭・A教諭・校長・S教諭・K教諭。笑顔とは裏腹に、生徒がファミリーとうまく過ごしているか気がかりでしようがないのが実情

↓ まずはパース駅前を中心とする市街地から。賑わいの場には必ずアート作品が

↓ しかし駅は1881年創業。上野駅や東京駅を思わせ、日本の鉄道が英国を手本にしたことと関連しているかもしれません

↓ ロンドン・コートと呼ばれる横道や、旧郵便局(未調査ですが恐らく20c初頭、商業施設化)

↓ セントジョージズ大聖堂(1881年)

↓ 礼拝の始まる前にお邪魔しました

 

↓ 鉄道で約20分、パース西郊の港町・潮風漂うFremantle=フリーマントルも、150年近くの歴史ある港町です

↓ 人々が集うマーケット。19世紀末に開設され今も現役(週末営業)。広大なアーケード内に、肉・野菜など生鮮食品、衣料など日用品、雑貨はもちろん、土産品、また世界中のソウルフードスタンドがぎっしり展開。地元観光客も多いようです

↓ マーケット前では鮮やかな大道芸に人垣。ここでファミリーに連れられた生徒に遭遇

↓ フリーマントル刑務所跡は世界遺産。開拓の労働力として欠かせなかった囚人の収容所で、1991年まで現役だったとは驚きです

↓ 「ナショナルホテル」ほか19世紀末~20世紀初頭の建築が、今も商店やオフィスとして現役でした

 

今回は観光ガイド誌のようになってしまいましたが(といってもパース自体がマイナーなため日本の観光ガイドにはほとんど載っていない)、お子様がこんな街で1週間過ごしているのだ、と知っていただければ幸いです。