今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2024/07/06
6月最終週に、中2対象の愛知和講演が行われました。今回は、車いすバスケットボールのコーチや選手の皆さんに講演していただきました。
コーチから、「SDGsとか、社会的な問題とか、そういったものは一度置いておいて、まずは車いすバスケを知ってみる機会だと思って、難しいことを考えずに聞いてください。」と言われ、リラックスしたムードで講演が行われました。
まずは車いすバスケットボールのルールなどについて教えていただきました。
ルールは一般的なバスケットボールとほぼ一緒で、ゴールの高さも同じだそうです。大きな違いの1つとして紹介されたのは、持ち点制度でした。選手たちはそれぞれ障害レベルの重い人から1.0~4.5の持ち点が定められていて、試合中は、コート上の5人の持ち点の合計が14.0を超えてはならないそうです。他にも、トラベリングやダブルドリブルで、一般的なバスケットボールと違うところがあると聞いて、「へえ~。」と興味深そうな生徒達でした。
車いすバスケットボールに使われる車いすを実際に見せていただいた後は、バスケットボール部の生徒たちが実際に車いすに乗って体験しました!
始めは車いすの進め方、止まり方、曲がり方を教えていただき・・・
実際に選手と対戦!!!
車いすから打つシュートは、いつもと違ってゴールが遠い!なかなか入りません・・・
ついにシュートが入ると、みんな拍手!!
休憩時間には、一緒にバスケットボールをやる一幕もありました。
最後にコーチから、車いすバスケットボールはどのような人でも、みんなが公平に参加できるように工夫されているというお話がありました。
どんな人でも幸せだと感じられる社会にするために、自分たちがどのような工夫ができるかを考える機会にしてほしいです。
(教諭 O)