「私の将来の職業について考えられることはなんだろうか。働くとはどういうことなのだろうか。」

夏休み前直前に、中学３年生を対象とした進路講演「はたらくとは」が行われました。進路教育研究所よりお越しいただいた武藤悠代さんが講演をしてくださいました。

武藤さんはご本人のキャリアを通して身に着けた多くのことを私たちに伝えてくださいました。

まず、常に何かになるという「目的」を持つということです。武藤さんも進路に数年ほど苦しんだ時期があったそうです。しかし、「アナウンサーになる」という確かな目的があったからこそ、そこからぶれずにアナウンサーになることができたとおっしゃっていました。

次に、「準備」をすることが大切であるということです。準備をせずに進路を決めてしまうと、進んだ道の先で行き止まりになってしまうということがあります。せっかく目的をもって進路を決めていたとしても、準備不足では自分のなりたい自分になることができません。

自分のキャリアについて目的をもって準備するということは、高校卒業後や大学生になってから始めれば良いというわけではなく、中学生の今から自分の選択肢を広げるために考え始める必要があるのだと生徒たちは学びました。

講演中の生徒たちはたくさんのメモを取り、質問を投げかけ、自分の将来について真剣に考えていた様子でした。

中学生という今だからこそ、自分の将来を考えることが大切なのだという講演を聞いて、中学３年生の皆さんはどのようなことを考えたのでしょうか。今後の皆さんのキャリアに活かせる講演になったと感じています。

（教諭　Ｔ）