こんな場所があったのか――10日（火）朝、通勤の際に思わず引き返して撮りました。朝日に向かって、ゆく夏を惜しむかのようなヒマワリたち。

毎日通っているはずなのに気付かないほど、９月に入って心の余裕がなかったのかもしれません。

 

生徒たちは無事、前期期末試験（９/２～５）を終えテスト返還も済み、校舎内にはいつもの歓声がこだましています。

 

８月末のこと、高校生がまた１人、挑戦の旅に出ました。高３・Ｓさんが、フランスへ１年間の留学に出たのです。

「今日午後、羽田を発つんです」という８/26午前、わざわざ校長室を訪ねてくれました。

↓　Ｓさん。右は担任Ｏ教諭

この日、クラスではささやかなお別れセレモニーがあったとか。クラスメートの応援を得て希望に満ちている様子が、柔らかな表情からもうかがえます。

 

本校では最近、留学や一時転勤に伴う海外転出の例が多くなってきました。「また大宮開成に戻りたいのですが…」とご相談をいただくので、できうる限りご要望にお応えしたいと思っています。

 

来年、再び本校の高３に戻ってきてくれるＳさん。そのころはトリリンガルかな？　どうかお元気で、成長を楽しみに待っています。

 

9.11、誰もが心置きなく国と国を往来できる世界であるよう、切に願います。