このたび、本校中学が髙橋松之助記念「朝の読書大賞」受賞の栄にあずかり、11月１日（金）、主催者様から都内千代田区での授賞式にお招きいただきました。

これは、大手出版会社（現（株）トーハン）の創業者・髙橋松之助氏とご夫人の遺志で設立された「髙橋松之助記念顕彰財団」さんが、読書推進活動において顕著な成果のあった全国の団体・個人を顕彰されているもので、今年で第17回の表彰だそうです。

（外部リンク：(公財)髙橋松之助記念顕彰財団）

 

本校は昨年度、同顕彰に応募して「優秀賞」をいただいていましたが、今年度はさらに最高の栄誉「朝の読書大賞」を頂戴したものです。

 

大宮開成中学では2005（平成17）年の開校来20年間、朝読書はじめ様々な読書に関する活動を積極的に取り組んできました。

 

今回の評価は、「開校以来の朝読書の継続」「朝読書の課題図書の設定の工夫」「電子図書の導入」「国語の授業での図書館活用」「選書ツアーやブックマンションなど、生徒を巻き込む図書館活動」等、本校の読書推進全般に対してのものです。

 

授賞式には全国３校の受賞校の代表者が招かれました。

↓（前列右から）大江学園福知山市立大江小中学校様・

本校・片山義博選考顧問（元鳥取県知事）・愛知県立豊橋南高等学校様

↓　Ｋ教諭（国語／司書教諭・後）とともに出席

しかも本校は、埼玉県では初の受賞団体とのことで、大変光栄です。表彰状・トロフィー及び副賞30万円を頂戴いたしました。

 

各校の校長が受賞スピーチを行い、「小中９年間の体系的読書指導」（大江学園様）、「１年生全クラスでのビブリオバトル」（豊橋南高校様）など、学校ぐるみでの素晴らしい取組みがうかがえました。

私もスピーチで「当財団さんの『文字・活字文化に親しむことが、人間の情緒を涵養する』との理念に共感する。本校の校訓『愛 知 和』に通じるからだ」とお話ししました。

あらためて、財団様には大賞授与に心から感謝申し上げます。

そして何よりこの賞を、本校の図書館活動を支えてくれた教職員・司書、「本の魅力」を理解してくれている優秀な生徒たちに捧げたいと思います。