校長 その日その日
Principal Day by day
Principal Day by day
2025/03/06
高3生がいなくなったからといって燃え尽きている場合ではなく(笑)、明日7日からの期末テストを前に頑張っている在校生をみては気を取り直しているところです。
私に少し元気を与えてくれた話が、本日あった「図書館委員会」(年間の図書館運営に関する情報共有会議)にて、本校の高校生の不読率が昨年度より改善した、というものです。
もちろんまだ胸を張れるほどの数字ではないものの、少しでも本に触れる生徒が増えたのは救いです。
↓ 今年開館10年目を迎える本校図書館(2016・平成28開館)
以前ここにも書きましたが、読書は年齢・立場問わず絶対に大事だ、というのが私の確信です。(11/1朝の読書大賞受賞・12/4「読書はノイズ」にショック)
他者の批判に耐えた内容、文表現、本という一定のボリュームであることによる情報の「体系性」。ネット上の情報では得にくい利点です(もちろん「本にするほどでもないな」という書籍もあふれていますが)。
本日、某ラジオ局のネット放送番組の取材を受け、ちょうどそんなお話もさせていただきました(まだ公表してよいか分からないので伏せておきます)。
とはいっても私自身も人後に落ちない遅読・積読者で、常に「買った本」「公共図書館の本」「学校図書館の本」による山が崩れず、悩ましい夜が続きます。
ただ先月はY・N・ハラリ著『サピエンス全史』(上下巻)と格闘、久しぶりに重いものが残る本に出会えました。いつかの校長講話に使えそうだとも思っています。
生徒たちも(教職員もですね)テストが終わったら1冊、何か手にしてほしいものです。