25日（月）、後期の教育実習生が、３週間の実習を終えました。

 

↓　最終日に研究授業を行ったMHさん、中１の理科

↓　昼休み、校長室へ終了の報告。中高一貫部Ｋ教頭（右端）・高校部Ｔ教頭（右から２番目）も一緒に

（写真左から）

MHさん「もう教員になることが決まっています！」

MHさん「（言葉を詰まらせながら）生徒たちが本当によくしてくれたことは忘れません」

MTさん「この３週間はお金を払っても買えないような尊い経験でした」

FRさん「苦しい場面もあったけど、この経験を生かして＂夢＂に挑戦するつもりです」

※「ＭＨさん」は２人とも同イニシャル

４人とも、生徒に思うように指示が通らなかったり、授業を見た教員から厳しい指摘を受けたりと、悩みは尽きなかったようです。

しかし自分なりに課題を乗り越え、最後は確実に生徒の心をつかんでいました。

 

今、本校も含め学校現場は、本当に教員の成り手がなく苦労しています。

労働環境は世間で言われているほどではない（と私は思っている）のですが、残念ながらイメージ先行？なのかもしれません。

 

だからこそ、彼らのように志高い若者がいることはとても心強く思うとともに、その志を保てるよう、いっそう働きやすい職場にしていかねばと、思いを新たにします。

 

そういえば今日、給食を共にした中３生から「校長先生ホントに50代？ウソでしょ！？」――うまいね君たち（笑）。でもたぶん君たちの傍にいて、いつも全力で怒ったり褒めたりしているからかもしれない。

 

この仕事はただ「人に関わる」だけじゃない、「未来の人」を創る、またその過程で自らも創られ、変わっていく、壮大で答えのない仕事です。

 

実習生の皆さん。これからも悩みながらぶつかりながら、自分の信じた道を歩んでいってください。