１日（金）、ついに師走。今日はきりしき共同作業所さんによる年内最後のパン販売日です。12:30のチャイムが鳴るや否や、校舎各所で地鳴りのような音が…やれやれ。

 

在庫いっぱいあるから走るなよーと、眉を半分ひそめてすれ違った男子集団に声掛けました。

 

↓　12:40、学食前はお約束の行列。それにしても多彩！20～30種は優にあるでしょうか。初の売り出しの回よりも大幅にパワーアップ、これではどれを買うか迷うわけです

↓　並んでいた生徒「僕、買えないときのために学食チケット買ってあったんですが、間に合ったんでパン買います」――学食券どうするの？「もちろん食べます」（笑）

 

きりしき共同作業所の施設長・Nさんに伺いました。――７月の初回以降、月１回お世話になっていますがどんな塩梅ですか？

「いつもありがとうございます。生徒さんが多いので※たくさん売れて助かっています。個数で毎回300～400個ですかね」「今日は2000円分買った人もいましたよ（笑）」※高校生だけで1600人在籍

「先日、別の販売先でお客さんが『 ウチの子が “学校でもきりしきさんのパン売ってるよ” って言うんです』と教えてくれて、嬉しかったですね」

「今後はもっと販売回数を増やして、生徒さんが買いやすくしたいと思っています」――

 

――保護者のかたもお世話になっている様子。本校でも販売のある日はいつも完売、美味しく値段も手ごろなので当然ですね（今日は私も最後の最後に購入。いつもは生徒優先です）。

 

本校としても作業所の方の社会参加のお役に立てればと思いますし、何より生徒が楽しみにしています（走るのだけは困りますが）。コストや生産体制、わざわざ来校いただくなど大変な部分もおありかと思いますが、可能な限り今後もよろしくお願いいたします。

 

※「きりしき」は切敷と書く、さいたま市内の小河川名です