校長 その日その日
Principal Day by day
Principal Day by day
2024/12/22
世の中はクリスマスムード。しかし21日(土)終了集会の午後から、剣道部では冬期合宿に入っています。
夏期は何かと剣道には過酷なため、コロナ禍後初めて冬期に企画。男子7名・女子3名、顧問3名(校長含む)での2泊3日です。
<練習のようす>
午前・午後の2回稽古。普段余裕がなくて取り組めない特別な技の練習や、部内試合などを行います。練習はもちろん男女一緒。
↓「日本剣道形」。昇段審査で必須
↓ 次に剣道具を付けて稽古。生徒が「剣士」に変わる、最も凛々しい瞬間
↓ 顧問K教諭(左)・A教諭も着装。生徒と稽古をともにするのが伝統
↓ 初心者ながら上達著しい高1Sさん(左)。年明けに初段審査があります
↓ 部長Aさんが副部長Kさん(女子)に鋭いメンを放つ。2人は部活とこの合宿をまとめてくれる大切な2年生
↓ 他部との兼部で頑張る高1Nさん、技を受けるは高1で剣道を始めた高1Kさん
また2日目22日には、卒業生4名や松﨑理事長先生(剣道五段)・校長の知己の指導者I先生(同六段)が稽古に参加してくれました。部員たちは先生からさまざまなアドバイスを受け、大いに刺激になったようです。
<宿にて>
稽古を終えると18時、徒歩10分の旅館・新道山家しんどうやまやさんへ投宿。創業130年の老舗旅館で、アーチェリー部やチアダンス部もよくお世話になり、大変よくしてくださる旅館です。
↓ 夕食。「たくさんおかわりしてください」とお宿の心遣い。デザート付きで美味しくいただきました
↓ 「いやー僕これぐらいだとペロリです。もったいないって家族に言われる」と1年Kさんがいうと皆大笑い
↓ 夕食後は21時半まで2時間学習。冬休みの課題か、相当な集中ぶり。さすが剣道人
<朝の日課>
6時起床、氷川神社までウォーキング/ランニング(往復3km)が合宿の伝統。
↓ 6:20、日の出。3日目の23日(月)は1℃
↓ 朝に強いはずの大宮開成生…ですが眠そう(22日朝)
往路はウォーキングで。
↓ 氷川参道の二の鳥居あたりでようやく明るく。前右の1年Fさん「いつもまだこの時間寝てます(笑)」
↓ 寒くてもさわやか女子。頼れる副部長2年Kさん(右)、兼部で頑張る1年Nさん(左)、いつも笑顔の1年Kさん(後)
↓ 校長は氷川の神様に全員の剣道上達と学業成就を祈願
このあと宿まで戻るのはランニング、やっぱり高校生は速い!負けず嫌いの校長は必死で付いていきました(笑)。
↓ 体はすっかり温まり、朝食。1日目は言葉少なでしたが…
↓ …2日目の朝はすっかり和んで。先輩後輩の敷居が低いのが剣道部の良いところ
↓ 顧問A教諭も一緒に
↓ こまやかな宿のお心遣いが本当に嬉しい
↓ 23日朝、お世話になった宿を出て最後の稽古へ向かいました
――コロナ禍後、久しぶりの合宿は23日(月)、無事終了。
剣道には「交剣知愛こうけんちあい」という言葉があります。
まさに部活動・剣道は、先輩・外部の先生などの方々と絆を感じることのできる、第三の温かなコミュニティだとあらためて感じました。
新年は早々に昇段審査や新人戦が控えています。3日間で彼らの技術・モチベーションは目に見えて高まり、それ以上に部員間の親睦も深まったようです。
部員ご家庭のご理解ご協力に、心から感謝申し上げます。