校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2023/12/10

(12/9)参加したい保護者会、とはこのこと

9日(土)、本校では午前・午後に分かれて6セクションもの保護者会が行われました。

<中1>

生活と学習状況を中心に。「朝の登校は本当によく頑張っている。明るく楽しく過ごしている」「男子は体が大きくなり、ふざけ合いでケガさせないよう注意したい」

ご家庭での何気ない会話を大切に。否定ではなく肯定の言葉がけを」「1週間に一度『Pride』(生活記録ノート)へのコメントにご協力を」(S学年主任)

↓ S主任の言葉はいつも中学生への慈愛が

 

<中2>

中学2年間の振り返りと、中3では実質高1の学習に移行していくにあたり、その心構えを説明(O一貫部主任)。

(校長は残念ながら会場に間に合わず。ごめんなさい)

 

<中3>

「内進オリエンテーション」と銘打ち「大宮開成高校」進学への注意点を説明。「高校は単位制。無条件での進級ではなくなる」「大学入試でもし推薦を狙うなら高1から高い意識が必要」「高1秋の海外研修に向けパスポート取得の準備を」(D学年主任)

 

<一貫部高1>

高2までに取り組むべき「学習スケジュール」を提示。「成績は高水準で推移している。これを維持・強化するため、来年〇月までに国語の古典文法に、夏以降に小論文、秋以降は理科2科目を強化していく…」(S学年主任)

↓ 「これからの学習方法」に頷きチェックする方も

 

<一貫部高2>

「最新の大学入試」について詳説。「推薦は指定校・公募・総合型選抜いろいろ。希望するのはいいが、そもそも校内選考が厳しい(評定5.0の生徒も)。“宝くじ”だと思ってほしい」「それなら初めから一般選抜(入試)を目指す方が希望の大学に」

「地方国公立大はおすすめ。潤沢な研究費や大学寮の厚遇、就職率」「私大は学部キャンパス場所次第で難易度が異なる。今からよく調べるべき」(U教諭)

↓ U教諭の豊富な情報に“そうなのね…”と圧倒され気味

 

<高校部高2>

昨年度の卒業生(最難関・GMARCH文理系・薬系など)8名を例に、高2の11月段階でどのような成績だったか。「●大に進学の生徒、20校以上受けてほぼ全合格、恐ろしい。高2の11月〇〇模試で偏差値70以上」「理系■大の生徒。高2秋で圧倒的な理系科目力をもっていた」「私大文系生徒。高2秋で60あるかないか。結果GMARCH1校に何とか滑り込めた」「20校以上受験を“多い”と思うかもしれないが、校数受けてると力上げて受かるようになるのは本当」

「8名の卒業生の共通点は “真面目、必死、素直”。尊敬に値する生徒であった」(Ⅰ類コース主任KK教諭)

↓ 卒業生の例を我が子に重ね、思案顔の方も

 

ご来校の皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。でも「参加して損した」という保護者様はいらっしゃらなかったのでは?普段私も6学年全ての成績や生活状況をつぶさに把握しているわけではないので、保護者会は私にとっても貴重な機会になっています。

 

そして、前回高3の保護者会を見た際も痛感したのですが、本校の教員は本当によく、生徒のことを思い、見ています。進路指導についても究めていると断言できます

 

これから学校を考えている方へ、真面目な話、“大宮開成、いかがですか”と、私は胸を張って言えます。