「朝や休み時間は買えず、昼休み・放課後のみです」

「食べていいのは教室ではなく、学生ホール内や周りのベンチなど決められた場所で…ゴミは学生ホールの…」

「ルールを守らないと撤収されてしまうかもしれません。協力をお願いします」…。

 

26日（水）帰りのHR時、校内放送が流れました。声の主は高校生徒会のＴさん（２年）です。

 

実はこの日、学校にアイスクリームの自販機が新たに設置されたのです。

それはＴさんが生徒会立候補時に「暑さしのぎはもちろん、生徒が楽しみリフレッシュできるものを置きたい」として公約していたものでした。

↓　26日、校内放送中

Ｔさんは熱心でした。１年以上前だったでしょうか、Ｔさんから、アイス自販機を導入したい理由や他校の例、懸念される事項とその対応策について、校長プレゼンがあったのです（一度ではなかったかな？）。

 

私は当初、食べた後のゴミ問題（衛生害虫の増加繁殖）・校舎内の汚損、栄養バランスの問題（ただでさえ清涼飲料水自販機が多い）からどうかなぁ…と否定的で、その後管理職や学年主任たちに諮っても同様の反応でした。

 

自販機１台めぐっても、教職員内で相当の喧々諤々がありアイスほど甘くはなかったのです。

 

ただ最終的には、生徒が自ら発案してきたこと、ならば良識＝食べるルールや健康面＝に期待しよう、ということで私が判断し、その代わり「環境悪化があれば即撤収」という条件をつけたものです。自由と責任はセットです。

 

Tさんはそれを十分理解してくれ、ルールの遵守を冒頭のように全校に呼び掛けた次第です。

さてどうなるか。本校生を信じてみたいと思います。

 

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そして今日27日（木）、“猛者たち”が戻ってきました！全高３久しぶりの登校日。

バスから降りてくる、「戦い終えた者たち」の頼もしい表情。

 

昨日までの国公立２次試験（個別試験）の疲れもみせず、教室では朝から友人たちと試験について語らっていました。

今日は、２日後（3/1）に控えた卒業式の練習です。

約600名の門出は、もうすぐです。