校長 その日その日
Principal Day by day
Principal Day by day
2024/04/29
「行ってすぐの頃、“rubbish”(ゴミ)とか “疲れてるでしょうからまずは休みなさい” とか簡単なことも聞き取れなくて、何度も聞き返してしまいファミリーが苦笑ぎみになった」(SDさん)
「ペインティングの授業で指示がよく分からなくて、私たち留学生だけ『…』になってしまった」(KRさん)
初めての長期海外滞在、大なり小なり失敗はあるもの―。去る4月半ばに帰国した「ターム留学」参加者7名の皆さんに、4/25校長室に来ていただき、3ヶ月の生活を振り返ってもらいました。
↓(手前左から)SDさん(豪)、KRさん(NZ)、Hさん(NZ)、Yさん(豪)、(後列左から)Iさん(NZ)、 KNさん(豪)、SKさん(豪)
(格段に進歩したこと)
目上の人あてのビジネスメールが打てるようになった(Iさん)/映画のセリフが聞き取れるようになった(Yさん)/「自分からどんどん挑戦しよう」積極的な自分に変わった!(Hさん・KRさん)
自己変革できた、という人が複数。一方で肝心の…
(英語力は?)
聞く以上に書けるようになった(Hさん)/思った以上に聞けるようになっている(KRさん)/終盤に急に周囲の話題についていけるようになった(SDさん・KNさん)
と確実に伸びを実感した人がいる一方で、「ファミリーがレベルを合わせてくれてしまったので思ったより伸びなかったかも」(Iさん)という声も。
(失敗したこと)
スマホを水没させ壊したが現地で購入し今も使用中(Yさん)/授業とクラブ活動がかち合ってしまい悩んだ(Iさん)/家のドアをきちんと締めずに外出しファミリーから注意(SKさん)/友人と遊んだ帰りにバス内に着替え・靴一式を置き忘れ紛失(KNさん)
冒頭の例に加え、笑える失敗・笑えない失敗、さまざまだったようです。
↓ 修了証書。豪州滞在のSDさんの高校のもの
(これから参加を考える人へ)
滞在先が地方より都会だといい。自分で動きまわれるので(Iさん)
といった現実的なアドバイスから、
ステイ先では絶対リビングに!ファミリーとコミュニケーションが大切(Hさん)/日本人生徒と一緒につるんではだめ!(KNさん)
のように、留学生が陥りがちな過ちも指摘してくれました(実際Hさんの同居の留学生は部屋にこもりっきりだった、と)。とにかく、
行きたければ絶対に挑戦すべき!日本では受けられない刺激(KRさん・SDさん)の声が、全てを代弁しているといってよいでしょう。
留学生徒ご家庭の皆様においては、お子様を送り出していただいたことに心から感謝申し上げます。
さて今年度のターム留学はじめ、グローバルプログラム参加者はどれくらいになるのでしょうか。説明会が昨年以上に盛況だったようですので(SDさんがオールイングリッシュでスピーチ!)、大いに期待したいところです。