校長 その日その日

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2024/04/03

(4/3)音楽は国境を越え②――Mさんの報告

4月1日(月)。図書館前のサクラが校門前のものより先にほころびました。

さて先週3月27日(水)は、ネパールで2月に音楽公演をしてきたMさん(新中3)に、現地での体験を聞かせてもらいました。

<現地での活動>

――公演までの1週間、現地のインターナショナルスクール5~17歳の生徒に楽器の演奏を教えていました。日本の部活みたいな感じです。私はバイオリンを教えました。

もともと音楽経験のある子はスムーズに弾けるようになったけど、経験のない子には難しかったようです。

音楽公演のときは、お客さんが大勢来てくれました。私たちの団体だけでビバルディ『春』をやったり、ネパールの音楽を現地で練習して、向こうの人と一緒に演奏したりしました。演奏が終わると「また来てね」と大好評で。

<印象に残ったこと>

――日本と環境が全然違うなって。活動の合間に、カトマンズ市街とか近郊のお寺とかをバスで回ったのですが、ちょっといくと道路はでこぼこ、交通ルールも守らなくて危ないなって(笑)。滞在した寮はお湯が出なかったり、口に入れちゃダメとか(笑)。

でも人はとても優しくてフレンドリーで、いっぱい話しかけてきてくれました。

 

<反省やこれからのこと>

――(楽器の弾き方を)もっと分かりやすく英語で教えてあげられたらなって。身振り手振り中心だったので。あと学校の成績をもっと上げたいです(笑)。

 

↓ Mさんは謙虚ですが本当に努力家で、過日3/24の中学吹奏楽部定期演奏会でもチューバ奏者として活躍、素晴らしい演奏でした(後列から2列目、右端)

 

音楽は国境を越えて。海外公演という貴重な経験を経て、また中学最上学年となってますます頼もしさを感じさせるMさんの言葉でした。