生徒が中間テストの一方で、新任教員研修が行われていました。今年度は新たに５名が着任し、校長の私をはじめ、事務長・教頭、進路指導部長や生徒指導部長等が研修を担当しました。

初日は私が学校方針について研修。まず沿革：女性の社会自立を志した80年前の創立、実業系から進学校に転身した平成初期、そして現在。校訓「愛 知 和」に込めた人格形成への願い。

極論、教員にもっとも必要な資質は「圧倒的な専門性」「コミュニケーション技術」であると、等々。

 

新任の皆さんはどんな専門をお持ちですか、と訊くと、

専門というより社会科を幅広く学んでいた（Ｍ教諭）、教えるのは地理だが大学では哲学を専攻（Ｓ教諭）、鎌倉期の仏教説話について（Ｏ教諭）、中高生のゲーム依存を大々的に調査（Ｍ養護教諭）、前職では集中治療室担当だったので患者自身の回復力の向上について学んでいた（Ｉ養護教諭）など、本当に多彩。

機会をあらためてもっと話を聞きたくなってしまいました。

 

↓　２日目Ｋ教頭（奥）は重要な教務面（授業・試験・評価等の扱い）を担当

↓　３日目AED講習。新任でもＭ・Ｉ両養護教諭の手腕は鮮やかでした

↓　「呼吸なし、胸骨圧迫！」大切な命のため真剣そのもの

この５名は着任早々から、授業はもちろん宿泊行事引率まで活躍、頼もしい限りです。

初任者に限らず、本校教職員は年間、スクールカウンセラーによる研修・個人での外部講座受講などで研鑽を積んでいます。