校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2024/06/24

(6/24❶)雨だろうとはぐれようと…京都班別研修

1日目:青丹よし、奈良の夏空

2日目:変わるもの、変わらないものー文化財そして伝統芸能

<3日目:京都市内研修>

23日(日)、生徒たちは京都市内の班別研修日です。関西は梅雨入りの報どおり、雨天の朝となってしまいました。生徒たちの研修の様子は→奈良京都3日目

↓ 京都の繁華街中心、朝6時の四条通り。さすがに人通りはまばら

↓ 宿は四条通りから“柳馬場通り”を入ったところ。京のおばんざいで知られる「錦小路(錦市場)」すぐ近くです

↓ 錦小路。朝(左)はともかく、日中(右)は海外の観光客でごった返し。「最近はおばんざいの店より食べ歩き向けの店が増えましたよ」(ホテルのかた)。立ち寄った生徒もいたもよう

↓ 教員は各自、市内近郊を巡視。校長は比叡山延暦寺に足を運びました…が山頂は雨雲の中。本当はここから琵琶湖を一望できるそう。梵鐘を衝いて最澄さんに研修の成功と学校安全を祈願

↓ 宿では朝晩とも、心のこもった美味しい食事をいただきました。毎回生徒が大喜びだったことはいうまでもありません

 

生徒は17時過ぎには、両手にお土産を抱えて宿に帰還。

雨のため大幅に見学先を変更したり、班員とはぐれたりし、ぎくしゃくした班もあったようですが、引率陣としてはほぼ想定の範囲内ではありました。

ある女子「清水寺で着物を着て歩いたです、いろいろ付けたから7500円」…雨など関係ない、とばかりに笑顔で報告してくれました。

 

23日23時、疲労の色濃い教員打ち合わせにて。S教諭「注意するばかりでなく、明日は生徒たちに“しゅん”とした表情をさせずに、明るい顔で研修を終わらせたいですね」

 

この学年で気付いたのが、S学年主任をはじめとする教員団が生徒を信頼し、必要以上に口を出さないようにしていることです。

 

生徒たちも、日頃からそれに応える行動をとっているからなのでしょう。

 

失敗し衝突することは、他者との距離の取り方、大人の行動を身に付けるうえで必要なことです。

 

最終日6/24は、団体見学(北野天満宮ー金閣寺ー嵐山)を経て帰京の途につきます。雨の心配はなさそうです。有終の美を飾れるでしょうか…。