今日も猛暑日。本校は今週いっぱいまで夏休み、部活動と自習の生徒をみかける程度の静かな校内です。

今日23日（金）午後、「中学校教員対象説明会」を実施しました。

この会は、毎年この時期に、さいたま市ほか大宮地区の公立中学校の先生方を対象に、県南の私立高校７校が合同で自校の入試説明を行うものです。

会場は持ち回り制で、今年は本校が会場。中学109校の先生方138名が来校されました。

 

会場校として私がご挨拶。

「この春の県内高校進学者数でいえば、先生方の中学校１クラス（40人として）あたり、10人が県内私立へ進学している計算になります」

「さらに県内私立進学者のうち、今日の県南７校でその１割以上を占めています。つまり、先生方のクラスには必ず１人以上、この７校とご縁があるはずです」

「私立高校はなんといっても特色が命（生き残りがかかっていますので）。とくに県南地域の学校は、進路指導・スポーツ・芸術文化活動など、様々な特色を前面に押し出しています」

「どうか進路指導をご家庭や塾に一任なさらず、学校の先生方ならではの視点で、各高校の特色・学校文化をとらえていただき、今後の進路指導にお役立てください」

 

ご来賓のさいたま市中学校長会会長・Ｏ校長先生もごあいさつで、

「進路指導は、何といっても正確な情報が大事。中学校の私たちこそ正確な情報を知っていなくてはなりません――今日この７校は、受験生保護者に対してと全く同じ情報を私たちに話してくれることになっているので、しっかり聞いていってください」。

 

また埼玉県学事課ご担当様から、埼玉県の私立高校就学支援金制度について、世帯収入によって負担がかなり軽減されることなどのご説明。「私立は学費が…」という先入観のためにも、中学校の先生方にもっとも知っていただきたいトピックです。

 

以降、７校（埼玉栄・大宮開成・秀明栄光・国際学院・栄北・栄東・開智）の担当先生から１０分ずつ、特色と入試概要をお伝えし、会後は個別質問にも応じました。

 

お忙しいところ、多数のご来校ありがとうございました。生徒を送り出す中学、迎え入れる高校の双方で、受験生を応援してまいりましょう。