校長 その日その日
Principal Day by day
Principal Day by day
2023/09/27
27日(水)、一貫高1は早くもUWA(西オーストラリア大学)プログラムの最終日。日差しが照り付ける今日は30℃超、乾いた熱い風がユーカリの大木を揺らしていました。
今日の学習メインは「アートアクティビティ」、アボリジニ文化の絵画文字を学んだり、パース研修のなかで自分の印象に残った経験を絵で表現したりする内容です。
↓ 趣きあるキャンパスと早くもお別れ
↓ お昼を挟んで、下絵のデッサンを経てキャンバスに水彩で描画。皆さん手早い!
↓ 風景でもイメージ画でも、印象に残ったものを
↓ 彼女の完成画はとても可愛く仕上がっていました
↓「俺、あの時見た○○描きたいんだよね、あ、上手くいかないな」etc.
アートの授業をもって、研修プログラムは終了。 “フェアウェルセレモニー” にて生徒たちは各講師から修了証を受け取りました(その様子は「今週の大宮開成」に譲ります)。
その際、ある講師が「ジュンペイはナンバー1の生徒だった!いつでも英語で話そうと努力していたし、誰よりも積極的に質問していた」と称賛。本人は照れくさそうでしたが、内心大きな自信になったのではないでしょうか。
こういう講師がいらっしゃるのは、UWAの受け入れ姿勢にあるのだろう。校舎内の教室ドアや廊下の壁、至るところにある掲示物からそれを感じました。
以下数例、意訳にて…
↓「私の人生は完璧ではないけれども、(私を取り巻く)全ての人、自分の持てるものに対して感謝している」。(私はこれが気に入っている)
↓「真の楽しみというものは、心の闊達さ・身体の錬磨が伴うことで生じる。どちらが欠けてもダメなのだ」
(この2つは説明不要ですね)
語学その他、学びに挫けそうになる学生を少しでも勇気づけたい、という大学の心遣いなのでしょう。
本校の生徒たちも、引き続き自信をもって語学に、学習に励んでほしい。とくに語学は、「生きる自信」を得るための有力手段の一つだというのが私の確信です。そのことは学校新聞「大宮開成」にも述べさせていただきました。
私も掲示物に勇気づけられました。高1生がこんなに頑張っているのだから、自分ももっと挑戦しなければ。自分を磨き続け、自分の学びに励んでいこう。それが魅力ある学校づくりになる。
このキャンパスに来られたことを感謝しています。