校長 その日その日

Principal Day by day

校長 その日その日

 

2024/09/28

(9/28)ファミリーとの別れ/世界遺産の山海へ―海外研修❻

<26日午後:マッコリー大学修了式>

Ⅱ類A隊(13~15組)ではプログラムをすべて終え、修了証をレベルクラスごとに受け取りました。

↓ いちばんコミュニカティブな授業だったズデンカ先生クラス。Iさん(左)・サングラスがお気に入りのTさんを掲載

↓ 以下、校長は各クラスの修了式をハシゴ。賑やかに盛り上がっていました

 

<27日:ブルーマウンテン・シドニー湾クルーズ>

A隊は4泊お世話になったファミリーとお別れ。「この子たちウチの子にしたいから返さなくてもいい?(笑)」、「本当にいいboys/girlsだった」と、複数の家庭から言われました。名残を惜しんでハグするペアも。

↓「俺はもう80越えだが元気だぞ。お前(松崎のこと)も頑張れ」とファザー。祖父・父・娘のような組合せ?

――ホームステイコーディネーターのAndyから別れ際に、“オオミヤカイセイは本当にpolite(行儀が良い)だ、日ごろから学校でよく躾しつけして勉強させて、教育がいいからだろう”と。

マッコリー大学のマネジャーからも先日同じことを言われ、私は微苦笑しつつも嬉しく思いました。

 

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ホームステイのマンリー地域から、一気にバスにて移動すること2時間。シドニー西方の内陸100㎞・標高1000mの世界自然遺産のブルーマウンテンズ」へ、しかし…。

あいにくの雨、気温は9℃、生徒たちも「寒い!」と白い息を吐いていました。

↓ 観光ゴンドラで下り、絶壁奇岩の散策路を探訪。背景は伝説の奇岩「スリーシスターズ」

↓ 一帯は19世紀から炭鉱として栄えた後、軽井沢のようなリゾート地に。散策路には炭鉱の痕跡が各所に残っています

↓ スリーシスターズの展望台近くはもはや雲の中! 奇岩も、一帯の由来となった「青い霧」も望めなかったのは残念でした ※晴天時は眼下に広大な峡谷・森とともに、青味がかった大気が見える。ユーカリの森が発する油分のためという

↓ 見事な視界ゼロ。箱根の大涌谷だよ、といわれたら信じちゃうよね(笑)と生徒と

↓ 凍える霧の外とは打って変わり「キャリントンホテル」にて昼食。ブルーマウンテンズ開発期の19世紀から続く伝統的なホテル

 

 

夕刻、シドニー中心市街に戻ると雨は上がり、ようやく少しだけ暖かく。シドニー湾クルーズで湾岸を海から眺めます

↓ 初日にも訪れたオペラハウスを海から。こちらから見られることを意識したデザインだそうです

↓「風で前髪が~!」といいつつ、海とは縁遠い埼玉県人たちは大喜び

↓ 湾内はプライベートクルーザーも行き交い、水上セスナが真上を横切っていました

↓ シドニーの子供たちが親しむ「ルナパーク」

↓ 船酔い?大丈夫だったでしょうか

↓ 夕食は市内チャーニーズレストランにて。Tさん・Oさんにはサプライズでおめでとう!

 

今年、校長は久しぶりに高校部を引率しました(長らく中高一貫部を引率)。

高校部の生徒たちも本当に大学プログラムに積極的で、また仲間との寝食も、人間関係を上手く調整しつつやってくれています

校訓「愛知和」は利他の心(愛)・的確な判断(知)・多様性(和)ですので、まさしく海外研修は実践の場です。

 

今日28日(土)、生徒たちは班別研修でシドニー市内を探訪。投宿しているシドニーセントラル駅前のホテルから8時半過ぎ、意気込んで出かけていきました。

お土産を抱えた笑顔そして失敗談が楽しみです。