今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2023/08/13
夏休み中の8/8(火)~8/9(水)、高1の『旧帝大プロジェクトin関西』を実施しました。(リポート:引率教諭KD)
当行事は、年度当初から設定されていたものではなく、今年度の高1先進コースの担任団が1泊2日の自主企画として、旅行会社の協力を得て実現したものです。
高校部1年の先進コースの希望者を募ったところ、69名が応募・参加しました。
埼玉県に住んでいると気軽に見学できる大学は関東圏に狭まってしまいますが、いうまでもなく魅力ある大学(とくに国立大)は、全国各地に存在します。
『色々な大学を自分の目で実際に見て、自分の進路について真剣に考え、勉強意欲を掻き立てる』――それが「旧帝大プロジェクト」の目的です。
今回は「in関西」と銘打って、関西圏の旧帝国大学、すなわち京都大学と大阪大学を訪問しました。
8日朝、東京駅に集合。新幹線で京都駅に向かいます。車内は本校生徒で占められ、貸切状態でした。
京都駅に着いたらすぐに貸切バスで大阪大学へ(京都駅で下車したのは、宿泊するホテルが京都駅の目の前にあるため)。
大阪大学では吹田キャンパスにある「核物理研究センター」を特別に見学させていただきました。
大阪大学の核物理研究センターは、「十兆分の一センチメートルという極微(サブアトミック)の世界を支配する基本法則の解明」を目的に、原子核物理の研究を推進する国際共同研究施設です。
大学附置としては国内最大のサイクロトロン加速器(↓緑色の装置)があります。
偉大な研究施設を、研究者の方々直々に案内していただきました。
さらに大阪大学の准教授である吉田先生に事前講義までしていただき、理科が好きな生徒は目を輝かせ、積極的に質問をする場面もありました。「なぜだろう」と疑問に思うことこそが科学の核ですね。大変貴重な時間を過ごすことができました。
※研究設備の写真掲載にあたり大阪大学の担当者様より特別な許可を得ています
(→❷へ続く)