今週の大宮開成

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2023/10/10

【高校部1年生】Global Studies Programが終わりました!

10月5日(木)、Global Studies Programが無事に終了しました。
(プログラムの紹介は前回記事参照)

4日間の様子を一挙にご紹介いたします!

 


1日目【ディスカッション:Positive Mindset】

「ポジティブ」とは何かについて英語で議論し発表します。
“All mistakes are OK”を合言葉に、間違いを恐れず果敢に自分の意見を英語で伝えました。

 

生徒たちが頭を使いすぎて疲れないようにディスカッションの合間にレクリエーションがありました!この日は椅子取りゲームやジェスチャーゲームなどでたくさん遊びました!

 

1日のプログラムが終了したら「振り返りシート」に「学んだこと・悔しかったこと・次回達成したいこと・記憶に残ったフレーズ」を記入します。

 


2日目【ディスカッション:Self-Awareness / プレゼン:地域活性化イベント】

「自分」とは何かについて英語で議論し発表します。

議論の前に、「自分」を形容する英単語を考えた後、他人からどう思われているかを知るためのゲームをしました。
背中に紙を貼り、「自分」についてどう思うかを書いてもらいます。

 

私も参加しました!

 

ゲームが終わったら、自分が思う「自分」と他人が思う「自分」の共通点と相違点について考え、英語でディスカッションします。

 

ディスカッションが終わったら、「地域活性化イベント」について考え、グループでプレゼンテーションをします。

性別、年齢、国籍に関係なく楽しめるイベントを企画するのですが、生徒の想像力・創造力にとても驚かされました。

 

プレゼンテーションが終わったら、もちろんレクリエーションです!
ジェスチャーゲームや反射神経ゲームなどたくさん遊びました!

 


3日目【ディスカッション:Leadership / プレゼン:テクノロジーと生活】

「良いリーダー」とは何かについて英語で議論し発表します。

 

講師の方が「リーダー」の例として私についてプレゼンテーションしてくださいました。その場の雰囲気に合わせて臨機応変に授業内容を変えていて、講師の方のプロフェッショナルな授業技術に思わず感心してしまいました。

 

ディスカッションが終わったら、「テクノロジーと生活」について考え、グループでプレゼンテーションします。

仮想空間と現実空間を高度に融合した近未来社会「Society 5.0」についての知見を深め、そのような社会ではどのようなテクノロジーが我々の生活を豊かにしているかを独創的に考え出します。

「天気をコントロールする装置」、「不要な二酸化炭素を吸収する装置」、「太陽光を生み出す装置」などクリエイティブなテクノロジーが大量に生み出され、生徒たちの頭の柔軟性に感動しました。

 

明らかにプレゼンテーションにおける「自信」が付き始めていて、アイコンタクトができるようになってきました。

 

プレゼンテーションが終わったら、もちろんレクリエーション!
この日はある生徒がサモア出身の留学生に「I want to play a game that is popular among teens in your country!(あなたの国の若者の間で流行っているゲームがしたい)」と言ったことがきっかけとなって、サモア語のゲームをすることになりました!(積極的なコミュニケーション&異文化理解がすばらしい!)

 


4日目【ディスカッション:Diversity / プレゼン:学んだことと将来の目標】

いよいよ最終日です。

最終日はまず「Diversity(多様性)」についてディスカッションし、グループでプレゼンテーションを行います。

日本と留学生の出身国が融合した「架空の国」が存在するとしたら、どのような社会になるかを独創的に考え出します。

 

ディスカッションが終わったら、いよいよプログラムの最後です。

このプログラムで学んだことと将来の目標について全員が一人一人プレゼンテーションをします。

プレゼンテーションの前に壁に向かって練習したり、留学生に確認してもらったり、とにかく「最善を尽くす」ために一生懸命準備していました。

いよいよ本番!
大勢の前で話すことは緊張しますが、全員堂々と話すことができていて、この4日間での成長を感じました。

 

プレゼンテーションが終わったら、「修了証(Certificate)」を貰います。
生徒たちもお世話になった留学生に「メッセージ色紙」をプレゼントしていました!

 

クロージングセレモニーでは、4日間司会進行を務めてくださった講師のお二人に生徒から感謝の言葉とプレゼントを贈りました!

 

このプログラムで生徒はディスカッションとプレゼンテーションで英語力とコミュニケーション能力を鍛え上げました。

「ポジティブに物事を考えるようになった」「人前で話すことが怖くなくなった」「英語が楽しいと思えるようになった」「恥じるべきは間違えることではなく挑戦しないことだと知った」「異文化交流の楽しさを知り将来国際的な職業に就きたいと思うようになった」など、全員が前向きな感想を述べていて、このプログラムが生徒にとって非常に有意義であったことがわかります。

私も担当教員として4日間すべて参加しましたが、生徒と一緒になって心の底から楽しむことができました!

これから先の人生でつらいことがあったらこのプログラムを思い出して、楽観的に乗り切りましょう!

 

“Be positive!!  All mistakes are OK!!”

(Global Studies Program担当 K)