中学２年生の生徒と化学担当のＨ教諭が、一緒に楽しそうに話をしている様子を見かけました。生徒が自主的に疑問に思ったことを調べ、レポートにまとめてきたようです。それぞれ自分のレポートについて教えてくれました。

「アンナチュラルというドラマを見て、死因や病気について気になることがあったので調べまとめてみました。調べて驚いたのは、熱中症で死亡する人より、凍死で亡くなる人の方が多いということです。」（Oさん）

「私はニシンについて色々なことを調べました。ニシンの呼び名は、内臓を取って割って２つの身にした「二身（ニシン）」からきているらしいです。」（Oさん）

Ｈ教諭に話を聞いてみました。

「テストを目標に勉強して、テストで高得点を取るのも大切です。ですが、テストだけのための授業になってしまっては面白くありません。『テストに出ないこと』イコール『自分に必要のないこと』という考えを生徒が持ってしまってはよくありません。テストに出なくても大事なことは沢山あるのだと伝えたいです。中２の化学の授業では、身近な疑問について調べたことを生徒が発表する時間を設けています。その結果、自ら進んでレポート作成をする生徒が増えてきました。」

　

 

レポートのみならず、化学の実験にも意欲的に取り組んでいます。

「化学は実験が楽しい。実験ならどれも全部楽しい。」（Oさん）

　

自主的に、積極的に取り組む生徒の姿はとても輝いています。大宮開成で多くのことを学び、一緒に日々成長しましょうね。

（教諭Ｓ）