今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2022/06/20
図書委員会の人気行事、選書ツアーを前期図書委員23名(中学生10名・高校生13名)が参加し、開催されました。
今回は初の自宅学習日に開催し、選書時間をたっぷり設けました。
大幅な遅れもなく、集合場所の大宮駅東口に集まった図書委員のみなさん、団体行動の基本が守れています。
全員で東京駅を目指します。
車内でも読書をする図書委員らしさや、単語帳を開く大宮開成生らしさが見られました。
東京駅に到着し、瀟洒な駅舎と駅の目の前にある丸善丸の内本店を前にし、「おぉ~」と感嘆の声もチラホラ。気分が上がります。
建物に入り、高校生・中学生に分かれ、担当者の方より、バーコードリーダーを受け取り、操作説明と注意事項を受けて選書開始です。
説明を受けたのは4階の洋書コーナーだったのですが、高校生は洋書に興味津々。参加者の多くがこのフロアから離れません。普段目にする機会が少ない本が並んでいると、吸い寄せられるようです。
4階から順番に生徒の姿を探していると・・・
いました!やはり文学コーナーにたくさんの図書委員さんの姿が!!
参加者Hさん
「あの本探してるんです!でもタイトルが出てこない…、作者は〇〇さん!!」
司書
「書店にも蔵書検索があるから、それを使ってみたら?」
参加者Iさん
「単行本と文庫本って何が違うんですか?」
司書
「単行本は、単独で刊行される本のことで、出版されたらすぐに読めるのが特徴だね。文庫本は、人気のある作品が、単行本として刊行された後に文庫本化される、という感じかな。」
参加者Nさん
「本屋大賞の本、図書館に入れたいんですよね~」
司書
「……Nさん、今読み込んだ本たち、すでに学校にあるよ」
Nさん
「えっ!?…」
参加者Yさん
「クラスでどんな本を入れたいか、みんなに聞いてきました」
といった具合に、自宅学習日に開催したことで、生徒とも会話をしながら、余裕をもって選書できたような気がします。
先日、国語の時間を使い、中学1年生対象の図書館ガイダンスを実施しました。
そこで、「新書を読もう!」と話をしたところ、早速、岩波ジュニア新書の棚の前で中1図書委員さんを発見。どんな本が目に留まったのでしょうか。
選書時間の約2時間半が経過し、図書委員が戻ってきました。
「足が疲れたー」
「だけど、あっという間だった」
「自分の本も5冊買ったから、カバンが重い」などなど、さまざまな声が聞こえます。
今後、選書したデータを司書が選別し、本校の蔵書となります。
秋には、選書ツアーで選定した本を紹介する展示コーナーを設ける予定です。
みなさんお楽しみに!
丸善丸の内本店のスタッフの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。