今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2023/06/12
5月31日に中学校3年生を対象とした愛知和講演が行われました。
今回の内容は、グレイス杉山クリニックSHIBUYAの院長先生を講師にお招きしての性教育講演です。
講演冒頭、先生から生徒たちに質問が投げかけられます。
「体の知識はなぜ必要なのか」
「男の人も女の人も互いのことを何となく知っていれば大丈夫なのか」
なんとなくわかってはいるけれどもなかなか明確な答えが出ません。
さらに先生から「性教育は命の教育である」という全体の柱が示され、講演は進んでいきました。
それぞれの性のこと、性の自覚、SNS上での性の扱い方、相手との関係性など、専門医の立場でさまざまなお話をしていただきました。また事前に生徒たちにとったアンケートで挙がった質問にも答えていただきました。
講演後の質疑応答で、「性のことをどうやって親と話したらいいのか」という質問が挙がりました。思春期を迎えている中学校3年生という年頃を考えると難しいですよね。しかし、講演を聞いた生徒たちの中には
先生の話を受けて、何とか保護者の方と性についての話をしてみようと考えている様子でした。
講演後の感想からの抜粋です。
「性について、授業で習ったこともあったけど、専門の先生からの話を聞いて確実に知っておかないといけないことだと思った」(男子生徒)
「なかなか親とこのような話題はしづらいけれど、先生の話を聞いてみて話してみてもいいのかなと思った」(女子生徒)
正しい知識は生き方を豊かにします。性についてもご家族で話し合い、向き合っていきたいですね。
(教諭 Y)