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2023/11/13

校長による道徳授業【中1】

11月16日に、中学1年生対象に本校校長による道徳授業がありました。
中学校用の道徳の教科書の中から、『銀色のシャープペンシル』という題材を使った授業でした。
 

授業は、「人から慕われる人はどんな人だろう。」という質問からはじまりました。

↑みんなの前で発表するのは緊張しますよね。

授業の中盤、登場人物の心の変化をチェックするように言われた生徒たち、友だちと話しながら、線を引いたり、登場人物の気持ちを考えてワークシートにまとめたりしました。
 


↑「この子の気持ち、わかる気がするんだけど、言葉にするのは難しい~!」

校長から、「登場人物は、友だちからの電話をきっかけに、どんなふうに感じたと思う?」と問われた生徒たち、意見を次々に発表します。この問いかけでは、発表した人の意見と同じ意見の人が座っていきましょうと言われた生徒たち、どんどん意見が出てきました。
「相手のせいではないのに、謝らせてしまって申し訳なく思ったのではないかと思いました。」
「自分がやったのに、自分がやったと言えなくて悔しい、申し訳ないという気持ちなのではないかなと思います。」
 

まとめの問いとして、「この出来事を通して、登場人物の歩き出した道はどのような道?」という問いかけに対し、
「正直に生きていくという道」「誠実に生きていく道」「相手を思いやる道」とまとめていました。
 
↑最初は緊張していた生徒達ですが、授業の最後には、どんどん発表できるようになっていました。


《生徒たちの感想》
・これからも、正々堂々と生きていきたいと思いました。(Kくん)
・友だちに対してもそうですが、兄弟姉妹にも、謝るべき時は、謝って、家族を大事に過ごしていきたいと思いました。(Tくん)

《校長より》
誰でも弱い心があります。自分自身、今、大人になっても、弱い心と戦うこともあります。だから、皆さんでもきっとできると思います!


授業の最後に、最初と同じ質問「人から慕われる人はどんな人だろう。」を投げかけられた生徒たち、
「良心を持って、自分の弱さに打ち勝てる人」「友だちのいいところを見つけて、互いに認め合える人」
などという答えが出ました。最初と同じ質問でしたが、より具体的になったようです。

学年全員で道徳の授業を受け、いつもより多くの人の考え方に触れることができました。178人が在籍する19期生です、色々な人がいて、考え方も様々なのは当たり前です。それを尊重しあえる学年にしていきたいですね。

(教諭 O)