８月７日（水）に一貫高校２年生医学部進学希望生徒が、都内病院の最先端医療現場見学に行きました。
注意事項の説明を受けた後、早速白衣を羽織って、医師の先生と移動開始。

清潔な病棟と、声を掛け合って連携を図るナースセンターを見学しました。「チーム医療」を体現した本物の連携の一端を垣間見ることができました。
白衣を脱いだら、今度は手術着に着替えます。生徒は（引率教員も）、緊張の面持ち。モニタールームを横目にいざ手術室へ。気さくな外科の先生から、医師の仕事の現実を、質疑応答を交えて教えていただきました。また、内視鏡室では最先端の医療機器を見学するだけでなく、病院内の医師の先生方の、互いをリスペクトする姿勢も拝見しました。

透析室もタイミングがよく患者様がいらっしゃらなかったので見学することができました。

さて見学の後は、内科の先生から「先生の大学受験」「医学部生の研修」「病院での仕事」「専門分野での研究状況と研究分野の今後の展望」など具体的なお話を賜りました。当日は某大学の6年生の学生もその講義に参加されており、本校生徒の質問に、医師の先生だけでなく、医学部生からもお答えいただけました。

参加した生徒は興味津々で、先進機器、熱意ある医師の方々、緊張感のある現場に見入っておりました。医学部に入るだけでなく、実際にどのような志を持って医学・患者さまに向き合っているか、最新医療はどこまで進んでいるのかなどまでお聞きすることもできました。この貴重な経験を、今後の学校生活や医学部での経験に活かしてもらいたいと思います。

(教諭S)