今週の大宮開成
NEWS & BLOG
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2024/12/12
中学2年生対象に、職業講演が行われました。今回は、産婦人科の医師として働いている、Oさんにお越しいただきました。Oさんは、大宮開成の一貫部の卒業生で、現在は自治医大さいたま医療センターで 産婦人科医として働いています。
産婦人科は、産科という分野と婦人科という分野があり、出産だけでなく、婦人系の疾患とも向き合うことになるそうです。広い分野に携わるので、人の誕生以降のあらゆるライフステージを診ることが出来るという話を聞き、仕事一つをとっても、知らなかった部分があることに気づかされました。
講演後、生徒たちは「お医者さんの仕事は忙しそうなイメージがあるのですが、自分の時間は取れていますか?」「医師になるには論文が必要だというお話なのですが、どのくらいの量を書くのですか?」など、質問をしていました。
中でも、「大宮開成で学んだことで、今につながっているものは何ですか?」という質問に、Oさんは「大宮開成で出会った友だちに今でも会うのですが、その子が、仕事って楽しいよね!!ってよく言うので、私も頑張ろうって気になります。だから、友だちに出会えたことが今につながっていることだと思います。」と答えてくれました。
最後にOさんは、「やりたいことをやるべきだし、それを見つけるためにもいろんなことに挑戦してほしいと思います。楽なことばかりではないと思けど、すぐにあきらめることだけはしないでほしいです。私自身、大学受験で辛い時もあったけど、何かを達成するためには、楽なことだけはだめだと思っています。辛いことがあったって、いつだって人生は挽回できると思うし、みんなの未来はこれからです!」と話してくれました。医師として嬉しいことも、大変なこともあったというOさんのお話を聞いて、将来、やりたいことを考えるきっかけにしてほしいと思います。
(教諭 O)