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2025/03/31

研究するということ【中2 愛知和講演】

2月17日の6、7時間目に、中学2年生対象の愛知和講演がありました。
講演内容は『宇宙からやってくる粒子で宇宙と地球を観る 〜宇宙線の謎と地震断層の透視〜』でした。

今回は宇宙線(宇宙から飛来する放射線)を研究している神奈川大学 工学部応用物理学科 特別助教の池田先生をお招きし、宇宙という壮大な分野の研究について貴重なお話を聞きました。

池田先生の研究テーマは、宇宙線(宇宙から飛来する放射線)ということで、宇宙線とは何か、そして宇宙線観測をするための地表検出器について(その検出器は自分たちで組み立てるのだそうです!!)などを教えていただきました。また、研究者としての生活もお話ししていただきました。

宇宙線で地球を調べるということも研究しているそうで、地下から地震断層を観られないかということも研究しているそうです。

最後の質問タイムでは、多くの生徒が挙手をしていました。
「アマテラス粒子のエネルギーは、何かに利用することはできるのでしょうか。」
「ミューオンで地殻の動きを見ることができたら、地震予測は可能なのでしょうか。」
 

この公演を通して、“大学で研究するおもしろさ”や、“どの分野においても各教科で学校で学んだことの延長線上で繋がること”、“広い知識は武器になること”、など感じることができたのではないでしょうか。

さまざまな方面にアンテナを張って自分の興味の幅を広げて行きましょう!

(教諭 K)