図書館
LIBRARY
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2018/12/27
図書委員会では、全員必ず行う図書当番の仕事の他に、3つの部署に分かれて仕事をしています。具体的には、蔵書点検など本の管理をする「総務部」、宣伝や広報をする「広報部」、本の展示やイベント企画をする「企画部」の3つの部署です。それぞれに顧問がついてサポートしてはいますが、基本的には生徒自身のビジョンで、やりたいことを実現させ、最後まで責任を持って企画・実行します。
今回は、「企画部」の「謎作フェア」を紹介します。
企画者(高校2年M君)のメッセージ
「再読必須」「難解」「読むと憂鬱になる」本を集めてみました。何か刺激が欲しい人、気分を一転させたい人、ある意味現実逃避したい人に読んでいただきたい!!
図書に付されたキャッチフレーズも、目を引くものばかりです。「メンタルの弱い方、ご注意」「くれぐれも精神崩壊だけはしないように」「全く新しい青春のカタチ」「源氏物語並の複雑さ!!」など。
「難解」と言っているので、貸し出しに結びつくかはわからない、と企画者も予想していたのですが、展示後すぐに、借りていく生徒がいました。また、貸出まではしなくても、友達と話題にしたり、「面白い」と立ち止まったりする姿がみられました。また、「本屋さんみたい」との声も聴かれました。冬休み中は展示していますので、自習室通いの生徒の皆さん、ぜひお立ち寄り下さい。
図書委員会では、生徒のみなさんに図書の良さを知ってもらい、貸出冊数をのばすことを目標にしています。実は、教員が展示・紹介した本よりも、生徒が宣伝して展示・紹介した本のほうが手に取られることが多いのです。企画部だけではなくて、中学図書委員会、高校広報部もそれぞれに本を紹介していますので、図書委員会推薦の図書、手に取ってみてはいかがでしょうか。